Case

入出荷在庫管理システム
目視確認から２次元コード読取確認に変更することで、誤出荷を大幅改善。自動認識技術活用により在庫の見える化も実現。

• 自動認識
• 効率化

システム導入前のクライアント課題

10万点を超える品目を取り扱う専門商社において、見た目では判別できないような商品も多く存在しており、日々の出荷業務に膨大な労力を費やしていました。
2人1組での作業として出荷ピッキングがありますが、目視確認のみであったため隣の棚にある商品を間違ってピッキングしまうなどにより誤出荷が発生していました。

SEE VISIONの課題解決に向けた取り組み

まずは誤出荷を引き起こす最大の原因である目視確認などヒト判断となる業務を最小限に抑えるため、管理商品にバーコードや2次元コードを貼り付けてもらい、予定データをもとにハンディターミナルで読み取ることで、人為的ミスの低減に取り掛かりました。
2次元コードは商品への活用だけにとどまらず、入荷予定表などの各作業伝票や作業者、そして保管ロケーションにも活用することで、作業の正確性向上と作業時間短縮という相反する課題を同時に解決するに至りました。
商品の入荷から出荷までの全工程を一元管理することにより、適正在庫や滞留在庫の把握など在庫の見える化も実現しています。
また、作業効率化を図った結果、従来2人1組で行っていた作業を1人で実施できるようになることの省人化や、各作業工数を自動収集する機能により、作業標準時間の決定など生産性指標化の付加価値も提供しています。