Case

ロボット連携返品管理システム
リバースロジスティクスの悩みを解決。
RFIDゲートでの自動検品やラベル貼付ロボット連動など返品入荷ラインの自動化を実現。

  • 自動認識
  • 自動化
  • 装置連携

システム導入前のクライアント課題

返品対象品が入荷されるとカートンを開梱し、商品を一点一点目視確認して検品していました。
しかし1カートンに100点を超える商品が入っている場合もあり、品番確認と数量確認に時間を要するため、複数名の作業者を割り当てる必要がありました。
また、検品間違いなどの人為的なミスが発生するリスクや、検品後の入庫ラベル発行から貼付けまでの作業効率も課題でした。

SEE VISIONの課題解決に向けた取り組み

入荷検品から入庫ラベル発行貼付けまでをPLC連動した自動搬送ライン上で実現できるよう完全自動化の仕組み導入を推進しました。
日々大量に入荷される商品1点1点にRFIDタグが付いているのですが、それをカートン越しに手動で読み取るには非効率を考え、RFIDゲートを自動搬送ラインで通過させることで作業者を介在することなく、スピーディーに一括読み取りすることを実現しました。
カートンの開梱の作業も不要となり、入荷されてくる荷姿のままRFIDゲートを通過させるだけで、即座に品番と数量を判定します。
検品時に収集した情報をもとに品番と数量を印字した入庫ラベルを発行し、自動貼り付けロボットがカートンにラベル貼り付けを行ない入荷作業が完了となります。
その後も自動搬送ライン上のカートンはヒトが一切触れることなく入庫されていきます。
一連の工程で作業者が関わるのは、トラックヤードに着いたトラックからカートンを自動搬送ラインに乗せるだけなので、入荷作業のコスト削減に寄与しています。